介護福祉士
1987年(昭和62年)に法整備により新しく誕生した社会福祉の国家資格。社会福祉士及び介護福祉士の規定に基づいた資格で、身体的、精神的な障害により日常生活行動、例え入浴、食事、排泄などの行動に支障のある人に対して介護し、自立した、人間としての尊厳をもった生活を送るための支援を行うことに優れた能力を有する者の国家資格であり、名称独占資格の一つである。
介護福祉士の活動場所としては、特別養護老人ホーム、デイケアセンターや障害者の福祉作業所、その他の社会福祉施設があげられる。また、在宅で生活している要介護者の自宅に通って援助する訪問介護員(ホームヘルパー)にも介護福祉士資格は有用である。社会福祉士がソーシャルワーカーという英語名でも呼ばれるように、介護福祉士についてもケアワーカーという呼び方をする場合もある。
資格の取得方法は
- 厚生労働大臣の指定する要請施設を修了し登録名簿に登録する
- 介護実務経験3年以上で国家資格に合格、登録名簿に登録する
以上2通りの方法がある。
介護福祉士国家試験の概要
介護福祉士国家試験は毎年1回、筆記試験と実技試験に分けて実施されます。筆記試験は1月下旬、実技試験は3月上旬に行われます。
例年、受験申込手続きの詳細は、7月頃に発表されます。受験申込書の受付(提出)期間は8月上旬から9月上旬です。
例年、受験申込手続きの詳細は、7月頃に発表されます。受験申込書の受付(提出)期間は8月上旬から9月上旬です。
【試験概要-第21回試験(平成21年実施)の場合】
◎試験期日
筆記試験=平成21年1月25日(日)
実技試験=平成21年3月1日(日)(筆記試験合格者のみ)
筆記試験=平成21年1月25日(日)
実技試験=平成21年3月1日(日)(筆記試験合格者のみ)
◎受験書類の受付期間
平成20年8月6日(水)から9月5日(金)まで
平成20年8月6日(水)から9月5日(金)まで
◎試験地(筆記試験)
北海道、青森県、岩手県、宮城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、石川県、岐阜県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、岡山県、広島県、香川県、愛媛県、福岡県、熊本県、鹿児島県、沖縄県
北海道、青森県、岩手県、宮城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、石川県、岐阜県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、岡山県、広島県、香川県、愛媛県、福岡県、熊本県、鹿児島県、沖縄県
◎試験科目
| 科目 | |
|---|---|
| [1]筆記試験 (13科目、120題) |
(1)社会福祉概論 |
| (2)老人福祉論 | |
| (3)障害者福祉論 | |
| (4)リハビリテーション論 | |
| (5)社会福祉援助技術(演習を含む。) | |
| (6)レクリエーション活動援助法 | |
| (7)老人・障害者の心理 | |
| (8)家政学概論 | |
| (9)医学一般 | |
| (10)精神保健 | |
| (11)介護概論 | |
| (12)介護技術 | |
| (13)形態別介護技術 | |
| [2]実技試験 | 介護等に関する専門的技能 |
介護福祉士国家試験の実技試験については、受験申込み時に、「実技試験を受験するコース」と、介護技術講習を受講、修了し、「申請により実技試験を免除するコース」のいずれかを選択することができます。
◎受講資格
介護福祉士国家試験を受ける予定であり、実技試験の免除を申請しようとする者が、介護技術講習を受講することができます。
◎介護技術講習の実施者厚生労働大臣に介護技術講習の実施を届け出た介護福祉士養成施設等が介護技術講習を行います。 受講の申し込みは実施者である介護福祉士養成施設等に直接申し込みます。また、介護技術講習の開催時期や受講料などは、それぞれの養成施設ごとに決められています。
◎実技試験が免除される回数実技試験の免除は、実際に介護福祉士国家試験の筆記試験を受験したか否かにかかわらず、講習修了後引き続いて行われる3回の実技試験について免除されます。
◎実技試験免除申請の手続き介護福祉士国家試験の実技試験が免除されるためには、介護技術講習を修了した者が介護福祉士国家試験の受験申込み時に、受験申込書の所定の欄に実技試験の免除を希望する旨を記入するとともに、規定の手順により、受験の申込みをすることが必要です。
| 介護福祉士国家試験の合格率 | |||
|---|---|---|---|
| 回(年) | 受験者 | 合格者 | 合格率 |
| 第9回 (平成9年実施) | 23,977名 | 12,163名 | 50.7% |
| 第10回(平成10年実施) | 31,567名 | 15,819名 | 50.1% |
| 第11回(平成11年実施) | 41,325名 | 20,758名 | 50.2% |
| 第12回(平成12年実施) | 55,853名 | 26,978名 | 48.3% |
| 第13回(平成13年実施) | 58,517名 | 26,862名 | 45.9% |
| 第14回(平成14年実施) | 59,943名 | 24,845名 | 41.4% |
| 第15回(平成15年実施) | 67,363名 | 32,319名 | 48.0% |
| 第16回(平成16年実施) | 81,008名 | 39,938名 | 49.3% |
| 第17回(平成17年実施) | 90,602名 | 38,576名 | 42.6% |
| 第18回(平成18年実施) | 130,034名 | 60,910名 | 46.8% |
| 第19回(平成19年実施) | 145,946名 | 73,606名 | 50.4% |
| 第20回(平成20年実施) | 142,765名 | 73,302名 | 51.3% |
(1)筆記試験の合格基準
次の2つの条件を満たした者を筆記試験の合格者とする。
ア 問題の総得点の60%程度を基準として、問題の難易度で補正した点数以上の得点の者。
イ アを満たした者のうち、以下の「12科目群」すべてにおいて得点があった者。
(1)社会福祉概論 (2)老人福祉論 (3)障害者福祉論、リハビリテーション論
(4)社会福祉援助技術(演習を含む。) (5)老人・障害者の心理
(6)家政学概論、レクリエーション活動援助法 (7)医学一般、精神保健
(8)介護概論 (9)介護技術(一問一答問題) (10)介護技術(事例問題)
(11)形態別介護技術(一問一答問題) (12)形態別介護技術(事例問題)
(注) 配点は、1問1点の120点満点である。
(2)実技試験の合格基準ア 問題の総得点の60%程度を基準として、問題の難易度で補正した点数以上の得点の者。
イ アを満たした者のうち、以下の「12科目群」すべてにおいて得点があった者。
(1)社会福祉概論 (2)老人福祉論 (3)障害者福祉論、リハビリテーション論
(4)社会福祉援助技術(演習を含む。) (5)老人・障害者の心理
(6)家政学概論、レクリエーション活動援助法 (7)医学一般、精神保健
(8)介護概論 (9)介護技術(一問一答問題) (10)介護技術(事例問題)
(11)形態別介護技術(一問一答問題) (12)形態別介護技術(事例問題)
(注) 配点は、1問1点の120点満点である。
課題の総得点の60%程度を基準として、課題の難易度で補正した点数以上の得点の者を実技試験の合格者とする。
■第20回介護福祉士国家試験の合格点
[筆記試験] 総得点120点に対し、得点82点以上。
[実技試験] 総得点100点に対し、得点53.33点以上。
(※採点上の取扱い問題...午前2問・午後1問 「全員に得点する」)
[筆記試験] 総得点120点に対し、得点82点以上。
[実技試験] 総得点100点に対し、得点53.33点以上。
(※採点上の取扱い問題...午前2問・午後1問 「全員に得点する」)
■第19回介護福祉士国家試験の合格点
[筆記試験] 総得点120点に対し、得点77点以上。
[実技試験] 総得点100点に対し、得点40.00点以上。
[筆記試験] 総得点120点に対し、得点77点以上。
[実技試験] 総得点100点に対し、得点40.00点以上。
■第18回介護福祉士国家試験の合格点
[筆記試験] 総得点120点に対し、得点73点以上。
[実技試験] 総得点100点に対し、得点46.67点以上。
[筆記試験] 総得点120点に対し、得点73点以上。
[実技試験] 総得点100点に対し、得点46.67点以上。
